先週のパコ・ハラーナ、アルフレド・ラゴスも良かったけど、昨日のラファエル・ロドリゲスも最高だった。
ミラグロス・メンヒバルをはじめ、ベレン・マジャ、ダビ・パロマールなど数多くの踊り手、歌い手達の伴奏を主に活躍している実力派。1957年生まれというから61歳。
数年前にフランス、ニームのフェスティバルで、ミラグロスやロシオ・モリーナ、ハビエル・バロンらをゲストにソロ公演を行ったこともあるが、セビージャではおそらく初めて。
タイトルは「なすがままにしている」という意味。
Bienal Óscar Romero |
セビージャ交響楽団のバイオリニストで、エバ・ジェルバブエナの「アイ」でも演奏していたウラジミール・デミトリエンコとのファルーカは最後、イサのドラムが加わり、まるで聖週間の行進曲のようになる。
10年前のビエナルで彼に伴奏賞を与えた、ロシオ・モリーナのグアヒーラでは、ロシオが登場。
あのグアヒーラの完璧な再現に大きなお腹を強調するユーモラスなしぐさも加え、いやあ、素晴らしかった。
彼女の細部までにこだわった身のこなし、動き。扇使いの工夫。
それを支え、より味わい深くするラファエルのギター。
Bienal Óscar Romero |
最後はジャズ風というか、ラテンのりというか、ちょっとポップに2曲演奏。
フラメンコで言えばルンバになるかな。でもそこにこだわらず自由に遊んでいるような曲。
Bienal Óscar Romero |
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