30日はダビニア・バジェステロス、レポンパ、イサベル・バジョンと、ギター、歌、踊りのアルティスタの公開インタビューに始まり、午後は「日本のパケーラ」、「騒音なし」という二つのフラメンコ・ドキュメンタリーの上映。
パケーラの日本公演を追った前者と、フラメンコでヒーリングするサンルーカル在住の
フラメンコ教授の話。後者ではフラメンコを習うことで自分に自信が持てるようになった、自分の中にあった自分も知らない自分に出会えた、女性的なものを意識するようになった、などの、普通の人たちのコメントが心に残る。戦禍の跡も残るバルカンにボランティアで訪れてたというのも意外。
夜はイサベル・バジョン「ロ・エセンシアル」
ホセ・ルイスの言葉で始まり
イサベルというシンプルな構成。最初はアレグリアス。
ダビとロンドロのプレゴンから
トナー、
マラゲーニャ。イサベルは変幻自在。自由自在。
マティルデからイスラエルまで、彼女の舞踊人生に影響を与えた人たちの影も垣間見える。
最後は歌っていたダビが、ロンドロが踊り始め、
ヘスースが歌い、イサベルが歌う。
帽子を差し出しているのはカレーテ。
フラメンコはシンプルで奥深い。
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