今年も7月17日から1週間にわたり開催。
初日はウルスラとタマラ・ロペス姉妹の新作「バイランドテ」
私が観たのは2日目、アルカンヘルとホセ・マリア・バンデーラのダブルヘッダー。
いつもながらの伸びのある声、豊かな表現力で観客を魅了した。
休憩を挟んでの第2部では地元アルヘシラス出身、ホセ・マリア・バンデーラが叔父パコ・デ・ルシアの遺作「カンシオンン・アンダルーサ」を世界初演。
タブラオやスペイン国立バレエ団、またパコとカニサーレスとのトリオ、パコのセクステット、サラ・バラス舞踊団などで活躍した実力派。
パコの演奏技術だけでなく、間合いや呼吸をも会得しているのは彼くらいだろう。
最後にはアルカンヘルが登場し、「テ・エ・デ・ケレル・ミエントラス・ビバ」を歌う。
アルバムではエストレージャが歌っていた曲だ。
歌が入るとより素晴らしい。アルカンヘルの声質も作品の世界観にもあっている。
なお、フェスティバルでは19にちにミゲル・ポベーダ、20日にアル・ディ・メオラ、21日にトマティート、22日にディエゴ・カラスコやカプージョなど、ヘレスの面々の公演が行われる。
0 件のコメント:
コメントを投稿