2015年10月7日水曜日

さよなら ローリ・フローレス




セビージャ出身の踊り手、ローリ・フローレスが亡くなった。66歳。本名レメディオス・オロスコ。
エロイサ・アルベニスやエンリケ・エル・コホ、マティルデ・コラルに師事し、セビージャのタブラオを主な舞台として長年活躍した。1971年にはコルドバのコンクールでプレミオ・ナショナルを受賞。


1982年と1985年の2回、新宿エル・フラメンコに自らのグループを率いて来日し、2回目の来日ではソニーでCDを録音している。

その後も活躍の中心はタブラオで、劇場公演にはあまり出演していなかったが、1989年には小島章司の招きで来日しその公演にゲスト出演した。

また2011年エル・フンコ夫妻との共演で、その伝統的なフラメンコの素晴らしさを披露。新たに注目を集めた。



2014年のビエナル、エル・アレナルの日に出演予定だったが、病気のため出演がかなわなかった。
冥福を祈ります。

0 件のコメント:

コメントを投稿