ヘレスでみたロサリオ・トレド「ADN」 がよかったので3月17日セントラル劇場で再見。
いやあ、やっぱりよかったです。満足満足。
作品の詳細はヘレスと一緒なのですが、舞台が広いだけに、装置・小道具がゆったり配置され、すっきり。 ロサリオも広いスペースでいっそうのびのびと踊ることができたようにみえました。
アレグリアス、 ミロンガ、ルンバと踊り続け、鬼才ニーニョ・ヘロ伴奏のフアン・ビジャールのシギリージャ、ダビ・パロマールのソレアとカディス新旧二人の歌い手が聴かせてくれると、ソレアを踊り、パーカッションのロベルト・ハエンとホタのリズムを踊ったかと思うと、タンギージョは歌い踊り、マントンとバタ・デ・コーラのカーニャと大活躍。
最後のブレリアにいたるまでその楽しさは特筆もの。
ひとつの踊りがどうとか、というよりも作品全体で楽しめる。
芝居仕立ての中に、タブラオ、フィエスタ、内輪できくようなカンテ、フェスティバルできくようなカンテ、などいろいろなかたちのフラメンコが登場し、悲しいことがあっても舞台に立たねばならない、そしていつでもフラメンコのことを考えているアルティスタという仕についても考えさせてくれるような内容になっている。そしてそれを彩るユーモア感覚。
カディスがうんだ一流のアルティスタたち+セビージャとヘレスのギター。
もし機会があればぜひみてほしい作品でございます。
会場には小学生のグループもいたけど、楽しんでくれたかな。
舞台上での着替えにはおお、って声あげてたけど。(ははは)ちなみに後ろ向きなのでみえませんよ〜
またアルティスタもたくさんきていました。
踊り手ではフアン・パレデス、マルコ・バルガス、ラファエラ・カラスコ、ラ・チョニ、クロエ・ブルーレ、アナ・モラーレス、マリア・モレーノ、歌い手ではロサリオ・トレド、ギタリストのアルフレド・ラゴスなどなど
アルティスタも注目のアルティスタなのでありますね。
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