2月21日から3月8日までの16日間に渡って開催された
第18回ヘレスのフェスティバル。
クラスや記者会見なども含めた総イベント数は134
そのうち公演数はビジャマルタ劇場が13公演
サラ・コンパニアとサラ・パウル、パラシオ・デ・ビジャビセンシオ等での公演が
全部で24公演。
うちビジャマルタ劇場でのエバ・ジェルバブエナ「アイ!」と
ダビ・ラゴスなどのサラ・コンパニアでの4公演が満員御礼。
+ペーニャ公演も軒並み満員とのこと。
43のクラスも94%参加とほぼ満員。
クラスの参加者は例年通り
日本からの参加者が述べ158人でだんとつトップ。
フランスの85人、ドイツの83人、スペイン81人がそれに続き、後、
ブラジル、アメリカ、メキシコ、カナダ、イタリア、スイス、オランダ、チェコ、
イギリス、アルゼンチン、中国、スエーデン、フィンランド、オーストリア、台湾、
ベルギー、ノルウエー、スロベニア、オーストラリア、ポーランド、ロシア、ウクライナ、
ポルトガル、韓国、ニュージーダンド、マルタ、ベネスエラ、ルーマニア、
南アフリカ、ギリシャ、アラブ首長国連邦、スコットランド、
ルクセンブルグ、デンマークと38カ国から参加。
というわけで、今年も成功のうちに幕を閉じた、といえるだろう。
ドミンゴ・オルテガやアリシア・マルケスのように
ビジャマルタ劇場の舞台に初登場したアルティスタもいたし
マドリードのマリエンマ王立舞踊学院生による公演など
新しい試みもあった。
中堅たちの活躍。
アルベルト・セジェスら新人たちの台頭。
でも全体のイメージとしては
黒
エバ・ジェルバブエナをはじめ
とにかく黒一色もしくは黒を基調にした舞台が多かった。
フラメンコは黒のイメージ?
いやいや、そればかりではないはずだ。
スペインの不況の影響で皆がくらいイメージ?
黒のバックで黒い衣装をみせるためには照明が鍵。
エバはさすがの美しい照明だったが
アリシア・マルケスなどは暗すぎてせっかくのバタ・デ・コーラがよくみえない。
舞台づくりでは照明の重みは大きい。
オルガ・ペリセやアンダルシア舞踊団を輝かせたグロリア・モンテシノ
マルコ・フローレスやマヌエル・リニャン、アンヘル・ムニョスらを
魅せたオルガ・ガルシア。
スペインは女流照明家がいい。
今年はまたオフ・フェスティバル、
すなわち公式イベント以外のコンサートも盛況だったようだ。
その反面、夜、アフターフェスティバルの店はあまり人がいない。
不況の影響?
タクシーも今年は例年よりも少ないとなげいていた。
毎年やってくる人も多いから土地勘できてタクシー利用が減ったのかも?
来年はどんなフェスティバルになるのだろうか。
2月20日から3月7日
今から楽しみなことであります。
0 件のコメント:
コメントを投稿