中堅カンタオール、セグンド・ファルコンと
奥方エバ・ジェルバブエナへの伴奏でもおなじみパコ・ハラーナの
「エントレ・エル・ラビオ・イ・エル・ベソ」
Antonio Acedo |
ストリングス・オーケストラ、オルケスタ・ベティカ・デ・セビージャとの共演で
「ソラメンテ・ウナ・ベス」などのポピュラーソングで知られる、
アグスティン・ララの曲と
詩人オラシオ・ガルシアの詩を歌うという試み。
オーケストラは舞台装置のように舞台に陣取り、
その前にセグンドとパコ、
そしてパーカッション、コーラスが並ぶ。
オーケストラとギターが同時に演奏するとき
ギターがまったく生きてこなかったり、というのは
オーケストレーションのせい?
昔なつかしのポピュラーソングを扱ったせいもあってか
昔の映画音楽のように響く。
「ソラメンテ・ウナ・ベス」(只一度だけ)はブレリアにのせているのだが
歌の強さがブレリアに勝っていたようだ。
オラシオの詩は詩としてはともかく
フラメンコにのせたときはあまり生きてこない。
セグンドはしっかり言葉がきこえるように歌っていたのだが
フラメンコのリズムとはミスマッチのような
Antonio Acedo |
後半ペテネーラ〜カーニャ。ポロでは
ウルスラ・ロペスがジェルバブエナの振付けを踊ったが
これもエバだと生きて来る、ピナ風フラメンコが
背が高く手足の長い彼女だとこれもミスマッチ感。
最後に踊ったマラガ出身のモイセス・ナバッロのタンゴも
先日のラ・ルピ同様の身体の扱いも感じたりで
やはり作品とはミスマッチ感。
でなんだかだるーい気分になったのでした。
でも劇場はスタンディングオーベーション。
?
でなんだかぼんやりした感じで
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