2011年4月6日水曜日

フラメンコ自分自身を語る「ハビエル・ラトーレ」


アンダルシア国際大学主催の
「フラメンコ自分自身を語る」も今年で6年目。
これまで秋に行われていたが今年は春。
会場も旧万博会場カルトゥハから
カテドラルそばのセビージャ県の家に。
時間も午後だし入場無料と
参加しやすくなりました。

初日はハビエル・ラトーレが登場。
4歳で踊り始め
歌って踊る少年スターとして
バレンシア各地を巡演したこども時代

アントニオ・ガデス率いるスペイン国立バレエ団をみて圧倒され
マドリード上京
国立バレエ団学校や
アモール・デ・ディオスに学び
国立バレエ団団員 ソリスト 第一舞踊手
とのぼりつめたマドリード時代

退団後
バレンシアそしてマジョルカのタブラオを経て
コルドバへ
自身の舞踊団をたちあげ
コルドバのコンクールで3賞受賞

foto: Kyoko Shikaze en Tablao Zambra

ドラッグの罠に落ちるも再起
ラ・ウニオンのコンクールに優勝
「オメガ」「ポエタ」「コサス・デ・パジョ」と
振付家としても本格的に活躍をはじめ
ジェルバブエナやカナーレスにも振り付け
名作「リンコネテ・イ・コルタディージョ」
国立バレエ団「ロコ」
そして小島章司「セレスティーナ」

波乱にとんだ人生
でも
いつでもしっかり自分をもっていた
ハビエルならではの語りに
それぞれの舞台を思い出し
うーん
遠い日々も
転んでも
すべてがアルテに還元されてる

コジマと「セレスティーナ」を熱く語るハビエルに
私の目頭も熱くなる



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