2011年3月7日月曜日

ヘレス・フェスティバル9.5 「カシダ」

トリアーナ出身の若手カンタオーラ、ロサリオ“ラ・トレメンディータ”と
イランのミュージシャンたちの共演する「カシダ」
写真;Javier Fergo

ロサリオのナナやシギリージャが
イランの古典音楽と交互に歌われる構成

フラメンコとほかの音楽のフュージョンではなく
音楽家たちの交流があるのだ
と言ったのはパコ・デ・ルシアだったか。
同じ言葉をロサリオも舞台で口にした。

イランのモハマッド・モタメディの歌声や歌うときの仕草は
フラメンコにも共通するところがあり
おそらくフラメンコもイラン音楽も知らない人には
同じようにきこえるにちがいない。
フラメンコを、ジプシーが歌うアラブ音楽といったの誰だったろう。
そんな言葉を思い出すほど、共通点がみえてくる。

ファンダンゴでともに歌った声の美しさ
サンブラ風の音楽でのパーカッションのやりとりなど興味深い。



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