スペインで最も有名なフラメンコ・フェスティバルのひとつが、
ムルシアのラ・ウニオンで開催されるカンテ・デ・ラス・ミーナス国際フラメンコ祭だ。
バルセロナから南へ下った、スペイン東部のムルシアの
かつて栄えた鉱山町だが、今は軍港カルタヘナのベッドタウンとなっている。
フェスティバル開催時にはスペイン中からアフィシオナードが集まるものの
それ以外のときは、ペーニャがひとつあるきりだったがこの町に1月15日、
フラメンコ学校が開校した。
校長をつとめるのはギタリスト、カルロス・ピニャーナ。
初年度は、
舞踊に51人、ギターに32人、カンテに26人、パーカッションに8人が登録。
初日にはレベル分けのオーディションを行ったが、
中にはまったくフラメンコの知識もない、ギターをもったこともない初心者もいるそうだ。
中上級の生徒はカルタヘーナの音楽学校入学をすすめられるとか。
この学校がムルシアのフラメンコのひとつの拠点となるのは間違いない。
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