6月25日に行われたロンダのコンクールで見事優勝を飾りました!
ペーニャ・フラメンカ・デ・ロンダが、
ロンダ市役所協力のもと主催するこのコンクールには
アニージャ・ラ・ヒターナの名前が冠されています。
アニージャ・ラ・ヒターナは1855年ロンダ生まれ。
自ら歌い弾く、弾き語りで
カフェ・カンタンテの時代にマラガやセビージャなどで活躍。
1930年代にはバルセロナのプエブロ・エスパニョールで公演した
(ラモン・モントージャのギターで踊ったそうな)という歴史的なアルティスタ。
1933年に亡くなっています。
ロンダ市内には彼女の銅像もあるそうな。
今年で16回という歴史のある彼女の名を冠したコンクールは、
もともとはカンテのコンクールとしてはじまり、
現在はカンテ、ギター、バイレの3部門。
これまでにパコ・モジャ、ルビート・デ・パラー(ラ・ウニオンの優勝者でもあります)、
踊りではセルヒオ・アランダも2年前に優勝してるそうな。
今年のギター部門はモロンのフランシスコ・モンカジョ・ゴメス。
このコンクールの優勝者は8月21日のロンダのフラメンコ・フェスティバル、
第42回カンテ・グランデ祭に出演します。
つまり萩原さんも出演決定!
ちなみに今年のフェスティバルはコンクール優勝者や地元在住のベテランカンタオール、クーロ・ルセーナ、ルビート・デ・パラーらの公演とホセ・メルセの二部制だそう。
ということは淳子さんを見に行けばメルセももれなくついてくる!
8月スペインへお越しの方はぜひ応援に行ってください!
スペイン人でも新人アルティスタが世に出るのはたいへんなこと。
外国人ならなおさら。
今回のこの優勝は、
ガッツでチャレンジし続けている淳子さんへのなによりのご褒美なのではないかと。
これをジャンピングボードにひとつ上をめざして
よりいっそうがんばってくれることと期待します!
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