フラメンコはアンダルシア生まれ。
だからフラメンコをスペインを代表するアートというと怒る他地方の人もいる、
というけれど、フラメンコを楽しんでいるのはアンダルシアの人たちだけじゃない。
北スペイン、バスクにだってフラメンコ・フェスティバルやシクロ(公演シリーズ)があるし
スペインきってのジャズ祭のひとつ、ビトリア・ジャズ祭にだって
今年もパコ・デ・ルシアが出演するし、
ほかにもホルヘ・パルドなど、毎年のようにフラメンコ関係のアルティスタが出ている。
その中で最も重要な催しにBBKのシクロがある。
BBKはバスク第一の都市、ビルバオの貯蓄銀行(信用金庫みたいなかんじ)で
そこのホールを舞台に、講演と公演をセットに毎年続けているのだ。
ビルバオのペーニャの有志が中心となってはじまったこの催しだが、
BBKは今ではフラメンコCDを後援するまでになっている。
フラメンコとは一見無縁のこの町にも沢山の熱心なフラメンコ・ファンがいて
毎年のフェスティバルを楽しみにしているという。
今年は「フラメンコにおける女性」をテーマに以下の日程で公演の予定。開演は20時。
6/9(水)「舞踊における女性」
[出]〈b〉ロシオ・モリーナ、〈c〉ホセ・アニージョ、〈g〉パコ・クルス、〈palma〉バネサ・コロマ、ポピ、〈講演〉ロサリア・ゴメス
6/15(火)「カンテにおける女性」
[出]〈c〉エスペランサ・フェルナンデス、〈g〉ミゲル・アンヘル・コルテス、〈講師〉マヌエル・クラオ
6/22(火)「永遠のパストーラ」
[出]〈講演〉マヌエル・ボルケス+劇団トゥルデタニア
6/30(水)「ムヘレス」
[出]〈c〉フアナ・ラ・ピパ、トマサ・ラ・マカニータ、ドローレス・アグヘータ、〈g〉もライート、ディエギート・アグヘータ
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