トゥロネーロ、パケーラ、ナランヒート、テレモート、チョコラーテ…。
フラメンコの歴史にその名を刻む偉大なアーティストたちのフェスティバルで熱唱が、アンダルシア・フラメンコ・センターの手で復刻されました。
78年頃の、ヘレスやボルノスなどのフェスティバルにデンスケかついで録音していたのはリカルド・パチョン(写真左、ちなみに中央はフラメンコ・センター長のオルガ女史、右は振興公社のパコ氏)。79年発表のアルバム「レジェンダ・デル・ティエンポ」以降、カマロンのアルバムのプロデュースをてがけた彼は、当時、あちこちのフェスティバルで、カマロンを録音していたそう。それがライブ盤というかたちでCDになったのが「フラメンコ・ビボ」。同じフェスティバルに出演していた、ほかのアルティスタたちも録音したのを保存していたのです。これがアンダルシア・フラメンコ・センター/フラメンコ振興公社などの協力でデジタル化されたものがCD5枚にまとめられたのです。
残念ながら限定版ということで、ラジオ局などに配られるものの一般には発売されないとのことですが、録音自体は、アンダルシア12カ所にあるプントス・フラメンコスで試聴可能。プントス・フラメンコスは,ヘレスにあるアンダルシア・フラメンコ・センター、セビージャのフラメンコ振興公社、公立図書館にあります。旅行のときにちょっとのぞいてみてもいいかもですね。
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