志風恭子のフラメンコ最前線: ヘレスのフェスティバル最終日マリア・デル・マル・モレーノ

ヘレスの踊り手、マリア・デル・マル・モレーノの舞台で閉幕。この人の舞台はいつも暗く衣装も黒が多いね。

今回は彼女が踊りはじめたころに一緒だったアルフレッドとダビのラゴス兄弟が参加。

素晴らしい歌声とギターを聴かせてくれたのが救いでした。

でもって、ゲストにアンドレス・マリン。どこに接点があったんだろう。不明。

そういえば昔アントニオ・ピパがローラ・グレコをゲストにした公演があったなあ。

アンドレスはイスラエルみたいな形や動きをするけれど全く別物。イスラエルの、あの常にコンパスが回っている感じがないのだ。

繋がったひとつの文や詩ではなく言葉を羅列しているだけみたいな、そんな感じ。デジタル？みたいなことを意識しているのかな。

マリマルはペテネラにはジマ4位シギリージャやタンゴ、アレグリアを踊って

最後は赤い衣装でソレア。

ブラソもあしもワンパターン。

とくに上体は、もっと胸を開いて、襟ぐりも開けて、顎を引かず上げる感じにしてうでを広げるなどして大きく動かすこともすればいいのに、とか思う。

靴音はきれいで、足技するためにスカート捲りすぎる感じがあるので、エナグアとか工夫してもいいかもです。

曲の構成や照明など工夫はしていると思います。

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志風恭子のフラメンコ最前線