白馬と聖週間の楽隊が出演する『カルメン』で、日本公演を行ったこともある、演出家サルバドール・タボラの名を冠したこの劇場は彼の劇団の本拠地で、キャパ240の小劇場。2007年に生まれてから、フラメンコ公演も幾つか行われています。
タボラ自身がかつて歌っていて、フラメンコな作品をいくつも提供していることと無縁でないかもしれません。昨年のビエナルでも上演された『ケヒオ』も、現在月2回上演しています。
また、セロ地区はルイス・オルテガやラファエル・カンパージョら、フラメンコのアルティスタの生まれ故郷でもありますし、この近くにファルーコがスタジオ持っていたことも今は遠い昔。。。
というわけで、このフラメンコ公演シリーズ。
コーディネートは踊り手でサルバドールの孫娘のマリア・タボラ。
愛知万博のスペイン館でセビジャーナスを踊っていた彼女も今は祖父の作品の主役を踊っています。
踊り手だからわかる、という感じの、若手中堅の踊り手たちによる舞台。
セントロからはちょっとありますが、プラド・デ・サン・セバスティアンから26か38番のバスでちょっと足を伸ばしてみるのもいいかもしれませんね。
◇第2回ラ・ビダ・エン・フラメンコ
1/25(金)21時『デ・ラ・アラメーダ』
[出]〈b〉ミゲル“エル・ルビオ”、ホセ・マヌエル“エル・オルーコ”
2/8(金)21時
[出]〈b〉パウラ・コミトレ
2/15(金)21時
[出]〈b〉アントニオ・カナーレス
2/22(金)21時『ア・ベセス・ソロ・ボセス』
[出]〈b〉フェリペ・マト
3/1(金)21時
[出]〈b〉フリオ・ルイス
3/8(金)21時
[出]〈b〉ラ・マルケシータ、〈c〉ペペ・デ・プーラ
3/15(金)21時
[出]〈b〉ローラ・ハラミージョ
3/22(金)21時『アトラクシオネス』
[出]〈b〉アルバ・ファハルド、カルメラ・リケーニ、カルメン・モレーノ
3/29(金)21時
[出]〈b〉アドリアン・ドミンゲス
4/5(金)21時『ミ・ラベリント・フラメンコ』
[出]〈c〉エル・エシハーノ、〈b〉マリア・ホセ・レオン
[場]セビージャ タボラ劇場
[料]15ユーロ※カナーレスのみ25ユーロ
[問]https://tavorateatroabierto.com/la-vida-en-flamenco
前売り https://entradium.com/entradas/la-vida-en-flamenco
0 件のコメント:
コメントを投稿