2018年3月21日水曜日

フラメンコ・ビエネ・デル・スール メルセデス・ルイス「デハメ・ケ・テ・バイレ」

2年前のヘレスのフェスティバルで初演した作品
なんですが、完璧、忘れてました。
公演前に自分のブログ見て、ああ、そういえば、そんなのあったよね、と言う。
忘れっぽくなったなあ。
パコ・セペーロ、ダビ・パロマール、ヘスース・メンデスという3人のゲストの代わりに、サンティアゴ・ララ、ダビ・ラゴス、ダビ・カルピオという布陣。
そういえば、ありました。パロマールの代わりをラゴス、ヘスースの代わりをカルピオ。

ダビ・ラゴスは、もう音程から声の出し方、、速度、声の強弱の調節、どれをとっても完璧で、素晴らしい。ミロンガ、ガロティンはコリンで。

ギターの早いスピードでのシギリージャからの、カルピオのマルティネテをカバーレスで終わる。男装で踊る。

プレゴンの高低とか名人技。もともとカディスのパロマールの役だから、カディス風の早口言葉風レトラとかもうまくこなす。アレグリアスはバタで。
ファンダンゴを挟んでソレア。黒い別珍風のドレスで、背中が大きく開いていて、その背中の部分になんだかよくわからない飾りがいっぱい。

メルセデス、なんでもちゃんと一通りできるんだけど、衣装が彼女を助けてない。
最初の衣装は、上のホックを止め忘れたのか、背中の上がビヨンとなっていて気になったし、バタもぺちゃんとしている。まあ、クラシックな感じにしたということかもだけど。しかしソレアに至っては、バランスが悪すぎる。で、そっちばっか気になって踊りに集中できなかったよ。

華奢で腰の位置も低めで、日本人体型に近いメルセデス、腕も肩の前がわについている感じで、ブラソの動きも小さめ。なんでも出来るのに、オレ!の瞬間が来ないんだよね。
コミュニケートしてこない感じ。シャイな人なのかな。
それともためが足りない?
ヘレスのバイラオーラでは実力が一番なだけにもう一歩進んで欲しいというのは、見る方のわがままですしょうか。

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