2015年8月8日土曜日

ラ・ウニオン2015/エストレージャ・モレンテ+イスラエル・ガルバン

ラ・ウニオンは遠い。
セビージャからバスで8時間。正確にはグラナダまで3時間。そこで1時間弱休憩があって途中の町によってムルシアまで3時間ちょっと。そこからさらに1時間でカルタヘーナ。
ここからは狭軌鉄道で15分、バスで30分、タクシーで12分。
マドリードからなら電車があるけどそれでもカルタヘーナまでで4時間から5時間くらいかかる。バルセロナからでも7時間。
それでもそこに行くのはカンテ・デ・ラス・ミーナス祭があるから。
8月上旬の10日間余り、この町にはスペイン中からフラメンコ好きが集まってくる。
今年で55回。
初日の6日は開幕宣言をエストレージャ・モレンテ。そして恒例の去年の優勝者の公演。ダビ・ラゴスやバルージョらの公演があったのだけどそれには間に合わず、到着したのは7日。


アルフレド・ラゴス伴奏のアレグリアスではじめる。
美しい声。
そしてシギリージャ。父エンリケが映画「フラメンコ」で歌ったシギリージャ。
それをイスラエルが踊る。
いつもながらのこの人の動きのすごさ。
ひとつひとつにはっとさせられる。いつものパソ以外にも地にはうような形とかもあり、いやあ、本当に面白い。

このあとはギターがモントジータに変わり、ブレリア・ポル・ソレア、カンシオン、ティエントス、カンテ・デ・レバンテ、ブレリア、セビジャーナス、タンゴと、叔父や弟エンリケのコーラスパルマ隊と従兄弟のギター、パーカッションも加わった。彼女の最高のパフォーマンスではなかったように思うけど、観客は喜んでいた、ような。

最後ブレリアで再びイスラが登場。会場をわかした。
がこの日一番良かったのは、なぜかまっくらな中、アントニオ・カルボネル、 エンリケらがタランタをうたいついでいき、イスラが踊ったアンコールだったろう。

今日はサラ・バラスです。

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