セビージャのビエナルで
秀でた人作品におくられるヒラルディージョ賞
2012年度の授賞式が9月17日
セビージャのエスパシオ・サンタ・クラーラで行われました。
なお受賞者は昨年10月すでに発表されています。
前回同様
アンダルシアのテレビ局カナルスールで放映されるということで
司会者が登場。
まずは今回審査員特別賞を受賞した
「デ・ラ・プンタ・ア・ラ・ライス」の出演者である、
マノロ・マリン、ホセ・ガルバン、ラファエラ・カラスコによるアレグリアス。
マノロが口火を切り、シレンシオはラフィ、最後はホセが締める、
という構成。
いやいや素晴らしゅうございました。
マエストロの味わい
ラフィの師マティルデ譲りのバタさばき。
続いて授賞式。
まずは新人賞パトリシア・ゲレーロ
伴奏ギター部門フアン・レケーナ
伴唱部門ホセ・アンヘル・カルモナ
ギター部門賞受賞のダニ・デ・モロンのソレアをはさんで
振付賞のラファエル・エステベスとバレリアーノ・パーニョス
彼らは「ロマンセ」「春の祭典」とビエナルで二作品を発表。
その「ロマンセ」の演出をてがけたフアン・クルスが演出賞。
音楽部門は
「ラス・イダス・イ・ラス・ブエルタス」
フラメンコとバロック音楽の出会いが印象的
受賞後再び舞台に上がりシギリージャ。
新人賞のパトリシアが華を添える。
続いてマエストリア
巨匠賞とでもいったところでしょうかの
ハビエル・ラトーレ。
左は審査員をつとめた坂倉真紀子さん
審査員特別賞作品の監督をつとめたラファエラ・カラスコ
右は司会者
作品賞「アレルヤ・エロティカ」演出のフアナがトロフィを受け取る。
ハビエル・ラトーレはレクイエムからのマルティネーテを
いつものエレガンスで踊る。
ギター部門はアントニオ・レイとダニ・デ・モロンと若手二人が同時受賞
カンテ部門はホセ・バレンシア。
新人賞、伴唱と受賞し
ついにカンテ部門賞だそう。
舞踊部門は前回作品賞だったマリア・パヘス
ホセ・バレンシアはフアン・レケーナの伴奏で
トナからソレア、タンゴ、シギリージャ、ブレリアのメドレー
魔法の瞬間賞をマヌエラ・カラスコによる開幕公演でのソレアで受賞したのは
エル・ペレ。
渾身のソレアとシギリージャでみごと閉幕を飾る。
3時間近い長丁場。
受賞者の皆様おめでとうございます!
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