セビージャのセントラル劇場での
アンダルシア舞踊団公演。
17日の初日の客席は
アンダルシア舞踊団の元監督、
クリスティーナ・オヨスやホセ・アントニオをはじめ、
マティルデ・コラル、マノロ・マリン、
ミラグロス・メンヒバル、
フェルナンド・ロメーロ、
エスペランサ・フェルナンデスら
アーティストたちがずらり。
残念ながら満員ではなかったものの
ロビーもはなやか。
ヘレスのときよりも全体的によくなっている。
照明も明るくなり
アーティストの出入りも整理されていて
スピード感がでている。
一度観たから?
それもあるかもしれない。
でも舞踊団も何度も同じ作品を公演することで
作品にもなれて、作品としても練れてきたということもあるだろう。
第一部はやはりパストーラ・ガルバンにつきる。
セビージャのアイレたっぷり。フラメンコ性たっぷり。
彼女を観るだけでもこの作品観に行く価値がある。
アレグリアスの群舞の、いかにもマティルデ・コラルという、
シンプルで雰囲気たっぷりの、レトロな振付けも二重丸。
第二部のルベンのソロ。
この人の腕の、なにかをいつくしむような繊細な動きが美しい。
バレエ的な動きが主体だがルベンならではの世界だ。
民族舞踊風の振付けも初演よりずっとこなれている。
但し衣装は?
今風におしゃれにを心がけたのだろうが学芸会のよう。
衣装は全体を通して?ですね。
ヘレスでの初演のときにも書いたが、
第一部のゲスト・アーティストであるパストーラの衣装の色が
常に群舞よりも暗い色で一緒にいるとき
より映えるべきところが沈んでしまう。
衣装自体はサラオので
美しいんだけれど色が問題。
衣装の担当はいったい誰?
と思ってプログラムをみたら
第一舞踊手のエドゥアルド・レアルであるという。
踊り手でも自分の作品の衣装をデザインする人はいるけれど
今回はもっと他に適者がいたのではなかろうか。
常に群舞よりも暗い色で一緒にいるとき
より映えるべきところが沈んでしまう。
衣装自体はサラオので
美しいんだけれど色が問題。
衣装の担当はいったい誰?
と思ってプログラムをみたら
第一舞踊手のエドゥアルド・レアルであるという。
踊り手でも自分の作品の衣装をデザインする人はいるけれど
今回はもっと他に適者がいたのではなかろうか。
あと音楽。
第二部のラベルやらアルベニスやらショスタコビッチやらのいいとこどり風の音楽は
やっぱり頂けない。
第一部のダビ・カルモナのフラメンコはマノロ・サンルーカル風でいいんだけどね。
第二部をしょってたつのはロシオ・モリーナ。
この人の動きのすごさ。
今日から彼女が出ないそうで、さて。
どうなるんでしょう。
というわけで
2回目観に行った甲斐はありました。
今週ずっとセビージャのセントラル劇場でやっています。
よかったら。
第二部のラベルやらアルベニスやらショスタコビッチやらのいいとこどり風の音楽は
やっぱり頂けない。
第一部のダビ・カルモナのフラメンコはマノロ・サンルーカル風でいいんだけどね。
第二部をしょってたつのはロシオ・モリーナ。
この人の動きのすごさ。
今日から彼女が出ないそうで、さて。
どうなるんでしょう。
というわけで
2回目観に行った甲斐はありました。
今週ずっとセビージャのセントラル劇場でやっています。
よかったら。
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