いよいよ2012年のヘレス・フェスティバルも今夜で閉幕。
その舞台を飾るのはホアキン・グリロ。
「マル・デ・フラメンコ」
フラメンコの海
地球の映像が緞帳にうつしだされ
アントニオ・セラーノのピアノがながれ幕があく。
ビルジン・カナスによるトルコの伝統楽器の笛が響く。
アレグリアスだ。
白いパンタロン。
フレコ、フリンジのついたジャケットで踊るホアキン。
足に鈴をつけ
チンチン?かな、金属製のカスタネットのようなものを手に
ギターのタランタで踊りはじめる。
下手には
アラブ風のクッションに座ったミュージシャン
Foto;Javier Frgo |
コンテンポラリーのダンサー、ハビエル・ペレスが
フラミンゴ(スペイン語ではフラメンコ)を踊る。
白シャツ白パンタロンのホアキンとのデュオでファルーカ
コンテンポラリーとフラメンコの対比が面白い。
Foto;Javier Frgo |
Foto;Javier Frgo |
ホアキンの姿の美しさ。
妹カルメン・グリロが歌うソレア・アポラー。
Foto;Javier Frgo |
ミュージシャンたちによるルンバからコロンビアーナ
そしてホアキンのグアヒーラ
白い帽子に白いスーツの伊達男ぶりが秀逸
男性にとって踊られることが少ない曲だが
キューバの空気そのままに
明るくのびやかにみせてくれた
Foto;Javier Frgo |
最後はブレリア。
満天の星のもと
モライートに捧げたブレリアで
フアン・レケーナがモラオのブレリアを弾き
客席から現れたホアキンは
そのファルセータそのままにサパテアードで音楽を奏でる。
超コンパス
Foto;Javier Frgo |
作品としてみればつっこみどころ満載。
でもそんなことを忘れさせるほど
このブレリアが素晴らしかった。
お約束のフィン・デ・フィエスタも楽しく
16日間に渡るフラメンコの祭典は幕を閉じた
来年は2月22日から3月9日までです。
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