盛況のうち終わった11月のヘレスでの公演に続き
マドリードでも行われました。
お知らせを書いたときはすごく先のことに思えたのに
気がつけばあっという間。
その第一日目。
出場者には多少変更があり
パコ・デ・ルシアは病気のため休演と張り紙。
オマージュ公演で予定の出演者がでないことはよくあることなので
文句をいう者もなかった模様。
ニーニャ・パストーリもこなかったし、ね。
その代わりに元ケタマのアントニオ・カルモナと
元バルベリア・デル・スールのネグリが出演。
司会はラジオの人気パーソナリティー(テレビにもでるけどね)
ゴマエスプーマ。
丸顔の方、フアン・ルイス・カーノは歌っちゃうほどのフラメンコ好き。
モライート・チーコでなくモライート・グランデだと。
うん。チーコ、小さくなく偉大だね。
トップバッターは
セビージャのマエストランサ劇場での3日間の公演を終えたばかりのミゲル・ポベーダ。
ヘレスのフラメンコにほれこんで
バルセロナからヘレスに通いつめ
モラオのギターで何度も録音し
「シン・フロンテーラ」という共演作品もあるミゲル。
それだけにマヌエル・パリージャの伴奏で歌いついだ
ヘレスのブレリアには
彼への思いがこもっていて
最高のオマージュとなっていた。
ちょっとうるうる。
(Twitterによると舞台上モニター音響悪くて歌いにくかったらしいけど
そんな逆境ものともせぬミゲルはすごい)
ちょっとうるうる。
(Twitterによると舞台上モニター音響悪くて歌いにくかったらしいけど
そんな逆境ものともせぬミゲルはすごい)
続くビセンテ・ソトは
いわばモラオのおさななじみ。
マドリ暮らしが長くちょっとマドリ風?
っていうかソルデーラの次男(長男はエンリケ・ソトね)で
ばりばりのヘレスな血筋なのに
そんなに濃い感がないっていうのかな。
っていうかソルデーラの次男(長男はエンリケ・ソトね)で
ばりばりのヘレスな血筋なのに
そんなに濃い感がないっていうのかな。
ペペ・デ・モラオの伴奏は花丸もの。
このペペはたしかマヌエル・モラオの息子の息子だから
従兄弟のこども。スペイン語的にはモライートの甥となる。
ポピュラーソングのメロディでちょいとまどったとこもあったけど
(こればっかりはそのメロディを知らないとやりにくいでしょ)
いやいやこの人さすがモラオ家の伴奏ぶりです。
このペペはたしかマヌエル・モラオの息子の息子だから
従兄弟のこども。スペイン語的にはモライートの甥となる。
ポピュラーソングのメロディでちょいとまどったとこもあったけど
(こればっかりはそのメロディを知らないとやりにくいでしょ)
いやいやこの人さすがモラオ家の伴奏ぶりです。
グレゴリオ、チチャロ、ボー、ラファの
“サンティアゴ交響楽団”
“サンティアゴ交響楽団”
パルマ隊もヘレスから上京。最高のアイレを与えてくれる。
深紅の華やかな衣装の
深紅の華やかな衣装の
マリナ・エレディアのタンゴはボリータの伴奏で。
ドゥケンデはアントニオ・セラーノのハーモニカも加わり
ディエゴ・デ・モラオの伴奏でタンゴ。
いやあこののり。最高です。
ディエゴはまだ若いけど
フラメンコに囲まれた環境で育ったというだけでなく
歌大好きで古いものも聴きまくったはず。
モラオ家の伝統+現代的な感覚
それがセンスよく組み合わされていて最高です。
ディエゴはまだ若いけど
フラメンコに囲まれた環境で育ったというだけでなく
歌大好きで古いものも聴きまくったはず。
モラオ家の伝統+現代的な感覚
それがセンスよく組み合わされていて最高です。
アルカンヘルは1年前に亡くなったモレンテにも前説でふれてソレア。
伴奏はマヌエル・パリージャ。
伴奏はマヌエル・パリージャ。
涙ぐみつつ歌うフェルナンド・デ・ラ・モレーナは
歌詞にもモラオを歌いあげ
ディエゴ・デ・モラオ伴奏でブレリアを歌ったエル・トルタは
歌詞にもモラオを歌いあげ
ディエゴ・デ・モラオ伴奏でブレリアを歌ったエル・トルタは
マドリの観客に誰よりも熱狂されていた。
ここでもやっぱりディエゴの
かんどころをはずさない伴奏がびんびんくるんだ。
ここでもやっぱりディエゴの
かんどころをはずさない伴奏がびんびんくるんだ。
モラオの親友ディエゴ・カラスコは息子アネのカホン、
ティノ・ディ・ジラルドのベース、
ライムンド・アマドールとナバヒータのクーロ・カラスコのギター、
ホルヘ・パルドのフルートと豪華な顔ぶれできかせる。
そういえばディエゴのグループで
モラオのギター、ライムンドのベースで公演したこともあったし
ティノやホルヘと録音したこともあったね。
モラオは
会った人なら皆知ってるだろうけど
本当に本当にいい奴で
会った人みんなが大好きだった。
だからモラオのために、
みんなこんなに集まっちゃうんだね。
そういえばディエゴのグループで
モラオのギター、ライムンドのベースで公演したこともあったし
ティノやホルヘと録音したこともあったね。
モラオは
会った人なら皆知ってるだろうけど
本当に本当にいい奴で
会った人みんなが大好きだった。
だからモラオのために、
みんなこんなに集まっちゃうんだね。
ライムンドのグループでフラメンコロック、トリアーナの名曲「ラゴ」。
ライムンドはやっぱいいなあ。
ライムンドはやっぱいいなあ。
ネグリ。
そしてアントニオ・カルモナ。
ネグリが歌ったライ・エレディアの曲「ロ・ブエノ・イ・マロ」
彼が亡くなってもう20年。
アントニオはその昔お兄ちゃんたちにカホンたたいていた頃とは違って
ポップスターの雰囲気。
ありがとう。来てくれて。
このオメナへの仕掛人ディエゴ・シガーラにつづいて
そしてアントニオ・カルモナ。
ネグリが歌ったライ・エレディアの曲「ロ・ブエノ・イ・マロ」
彼が亡くなってもう20年。
アントニオはその昔お兄ちゃんたちにカホンたたいていた頃とは違って
ポップスターの雰囲気。
ありがとう。来てくれて。
このオメナへの仕掛人ディエゴ・シガーラにつづいて
最後は
サンティアゴ街ペーニャ・ティオ・ホセ・デ・ラ・パウラの
おばあちゃんたちも加わって
サンティアゴ街ペーニャ・ティオ・ホセ・デ・ラ・パウラの
おばあちゃんたちも加わって
ヘスース・メンデス(最高!)やお祭り男エンリケ・エル・サンボ、
ペペ・デ・ラ・ホアキーナが歌い
ペペ・デ・ラ・ホアキーナが歌い
トマシートが歌い踊りのブレリアのフィエスタ!
たっぷりヘレスの雰囲気を味あわせてくれました。
ここでのトルタがすごかった。
舞台前面で歌い踊るトマシートの歌で
後ろで勝手に踊っている。
トマシートは気づいているのか気づいていないのか。
いやあ、スリルとサスペンス。
超モダンと思われがちなトマシートだってブレリアはブレリア。
ヘレスはやっぱ無敵なのだ。
なおこの日の模様は1月6日
国営放送で録画放映される予定とか。
さて明日は?
(あ、もう今日だ!)
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