10月25日
セビージャのサンタ・クルス街にある
アンダルシア・フラメンコ研究所(旧フラメンコ振興公社)で
アルカンヘルのアルバム
「キホーテ・デ・ロス・スエニョス」
(夢のキホーテ)
の発表記者会見が行われた。
マリアンヘレス・カラスコ所長(写真中央)の紹介にはじまり
このアルバムに詩を提供したウエルバの詩人で作家のフアン・コボス・ウィルキンス、
そしてアルカンヘル本人がこの新譜への思いを語った。
フアン・コボスの詩はフラメンコのかたちではなく
それをフラメンコにのせるのはたいへんだったそう。
アルカンヘルから言葉のつかいかたについて質問がきたり、
「パコ・トロンホのオマージュをしたいんだけど」
とリクエストがきたりもして
このアルバムのために書いた詩もあるそう。
アルカンヘルはこのアルバムで
イシドロ・ムニョスの1曲以外の作曲、
そしてプロデュースをもつとめた。
「これまで以上にプロデュースの重要性を感じた」と。
「どこで止めるか、というのが難しい。」
十八番のファンダンゴ、シギリージャなどのほか
フラメンコではないものも歌っている。
「音楽は家族の次に僕にとって楽しいもの。
失うものはなにもない。
音楽を楽しんでいきたい」
アルバムにはミゲル・アンヘル・コルテス、
ダニ・メンデス、ドランテスなどのほか
スペインポップの歌手アントニオ・オロスコも参加している。
なおキホーテ・デ・ロス・スエニョスが
郷土の大先輩、故パコ・トロンホに捧げた曲。
また11月4日ヘレスで
5日はウエルバでリサイタルが予定されている。
★アルカンヘル「オロール・ア・ティエラ」
[出]〈c〉アルカンヘル,〈g〉ミゲル・アンヘル・コルテス、〈perc〉アグスティン・ディアセラ、〈palmas〉ロス・メジ
11/4(金)20時30分
[場]カディス県へレス・デ・ラ・フロンテーラ ビジャマルタ劇場
[料]20ユーロ
[問]www.villamarta.com 前売り https://www.telentrada.com
11/5(土)20時30分
[場]ウエルバ コチェーラ・デル・プエルト
[料]12ユーロ(当日18時から販売)
[問]http://www.andaluciatucultura.es
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