2011年2月6日日曜日

ファルキートがマドリードで!

マドリードのカサ・パタといえば
マドリードの旧市街にあるスペイン料理のレストランバルで
その奥の部屋の舞台には
かつては通がうなるような
フラメンコの名人たちや
新進気鋭の若手アーティストたちが週末日替わりで登場した。
タブラオとはひと味違ったライブハウスだった。

チョコラーテ、レメディオス・アマジャ、アントニオ・カナーレス、
フアン・ラミレス、サラ・バラス…

客席にはペドロ・アルモドバル監督が女優たちと来ていたりした。

レストランがちょっと遅くまであいていることもあって
劇場公演後、遅めの夕食を食べにやってくるアルティスタも多く
ここに行けば誰かに会えた
そしてそのまま道を下ってバル、カンデーラへと流れるのが定番だった。
90年頃の話である。

が、その後パタはフラメンコ人気にのっかって
週代わりで主に若手アルティスタが登場する
タブラオとなってしまい、かつての通好みのたまり場的香りはなくなった。

でもときどき、おっ!というアルティスタが登場する。
はい。マドリードの皆様お待たせしました。
ファルキートがゲスト出演します。

2/11(金)と12(土)の週末、24時から
フアン・ホセ・アマドール“エル・ペッレ”(息子の方です)が登場し、
そのゲストとしてファルキートがやってくる!というのであります。

ファルキートはバイラオールの中のバイラオールで
すごみのあるあのバイレに魅了されてるのは私だけではなかろうが
いやいや、あの彼をカサ・パタの小さな空間でみることができるなんて
これは神様のお恵みにちがいない。。。
って、主役のフアン・ホセも、どんどんのびている実力派。
ソングライターとしてもあちこちからひっぱりだこだし、
うん、マドリにいるならこれはみなくちゃ、でしょ。

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