ヌエボ・フラメンコを世におくりだした
レコード会社ヌエボス・メデイォスが閉鎖されることになった。
11月、創業者の一人で社長、プロデューサーで
ミュージシャンたちのポートレートなど
カメラマンとしても知られたマリオ・パチェーコが亡くなり、
折からのレコード業界不況もあって、この決定となったもの。
ペペ・アビチュエラのソロ・アルバムにはじまり、
ケタマのデビュー盤やアフリカのコラと共演したソンガイ。
ラファエル・リケーニ、トマティート、カニサーレス。
パタ・ネグラ、ライ・エレディア、バルベリア・デル・スール、
ディエゴ・カラスコ。エンリケ・モレンテ。
ホルヘ・パルド、カルラス・ベナベン、ティノ・ディ・ジェラルド、
ディエゴ・アマドール、トマシート、カニサーレス、
インディオ・ヒターノ、ラモン・ポルトゥゲス、グアディアナ、
ホセ・エル・フランセス、タブレトン、サンティアゴ・ダンディ…
こうしてヌエボス・メディオスゆかりのアルティスタたちの名前を連ねていくだけで
ひとつの時代がみえてくるようだ。
ヌエボス・メディオスがささえた
フラメンコのひとつの道は、大きく広がっていった。
役目をおえて去り往く?
時代が変わった?
時の流れはもう戻らないけど
記憶のなかに思い出はいつまでも残るし
なによりもこのすばらしいアルバムの数々は歴史の中でも残っていくことだろう
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