まだまだほかにもありました。
会場はいずれもマドリード北部の新市街、
ショッピングセンターの隣にあるマドリード劇場です。
去年、小松原庸子スペイン舞踊団が公演を行ったところで
すり鉢型の劇場。
昔からバレエ公演なども多く行われており、
フラメンコでも、アントニオ・カナーレス「トレロ」などもここで上演されていたものです。
「イ・シン・エンバルゴ…テ・キエロ」
9/16(木)〜18(土)20時30分、19(日)19時
[出]〈b〉アルテXXI舞踊団
[料]10〜18ユーロ
この舞踊団を率いるのはアンヘル・ロドリゲス。
1988年アルカラ・デ・エナレス生まれというからまだ22歳。
ホセ・ウエルタ舞踊団をへて、スペイン国立バレエ団のアトリエに学び、
このマドリード劇場の第9回ダンスマラソンでオリジナル作品で優勝。
今回はクラシコエスパニョールからフラメンコまでを披露するそう。
ゲストでスペイン国立バレエ団第一舞踊手のエステル・フラードらが出演。
「第2回サングレ・ヌエバ、ホベネス・フラメンコス」
9/22(水)20時30分
[出]〈piano〉ラウラ・デ・ロス・アンヘレス、〈c〉トニ・フェルナンデス、〈b〉アスンシオン・マルトス
9/23(木)20時30分
[出]〈g〉ヘスーレ・ロサーダ、〈c〉インマ・ラ・カルボネーラ、〈b〉アナ・モラーレス
9/24(金)20時30分
[出]〈g〉パコ・エレディア、〈c〉モンセ・コルテス、〈b〉ジョランダ・コルテス
9/25(土)20時30分
[出]〈g〉ホセ・デ・ルシア、〈c〉アリシア・ヒル、〈b〉セレネ・ムニョス
9/26(日)19時
[出]〈g〉カロリネ・プランテ、〈c〉エル・ファロ、〈b〉マリアノ・クルセータ
[料]14〜24ユーロ
かつてシンガーソングライターとして活躍、
後、ニーニャ・パストーリを世におくりだすなど
プロデューサーとしての才能も発揮したパコ・オルテガが
監督、プロデュースするコンサートシリーズ。
昨年はエスパニョール劇場で行ったこの催し、今年も会場をかえて実施する。
若きフラメンコとなうつように、若い、まだあまり知られていない才能が大多数だが
モンセ・コルテスやファロ、マリアノ・クルセータなどの中堅も出演。
ちなみにホセ・デ・ルシアはペペ・デ・ルシアの息子。
「フラメンコ×3」
10/27(水)〜30(土)20時30分、31(日)19時
[出]〈b〉ロサリオ・カストロ、リカルド・カストロ、ホセ・ロメーロほか
志摩のスペイン村オープニングのとき、タブラオのショーの振付けをしたロサリオが兄リカルドと登場。このマドリード劇場で毎年公演をしている。
「エル・コラソン・デ・ピエドラ・ベルデ」
11/26(金)、27(土)20時30分、28(日)19時、11/30(火)〜12/4(土)20時30分、12/5(日)19時、12/5(火)、6(水)20時30分
[出]〈b〉スペイン国立バレエ団
国立バレエ団監督のホセ・アントニオ振付けの大作。一昨年の初演以来の?再演。新大陸を舞台にした大作。装置が素晴らしい。複雑な物語は舞踊劇の素材としてはどうなんだろう。
というわけで、その気になればセビージャのビエナルにまけないくらい
たくさんの公演をみることができるマドリードなのでありました。
あ、9/17(金)にはサラ・ガリレオ・ガリレイで
解散したソン・デ・ラ・フロンテーラのギタリスト、
パコ・デ・アンパーロの新グループ、
ソナイレス・デ・ラ・フロンテーラの新譜「モロネアンド」の
発表コンサートもありますよん。
うーん、探せばまだまだでてきそう。。。さすがに首都は奥が深い。
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