フラメンコの映画、というと
カルロス・サウラを思い浮かべるのでは?
アントニオ・ガデスとの「血の婚礼」「カルメン」「恋は魔術師」
音楽映画シリーズのさきがけとなった「セビジャーナス」「フラメンコ」
アイーダ・ゴメスの「サロメ」、「イベリア」…
これら名作に導かれ、フラメンコの世界に足をふみいれた人も多いことでしょう。
かくいう私もその一人。
でもフラメンコ映画は決して彼の専売特許ではありません。
昔むかし、パストーラ・インペリオとカルメン・アマジャが共演した
「マリア・デ・ラ・オ」や
アンへリージョとカルメン・アマジャの「ドン・フアン・シモンの娘」
など1930年代の白黒映画もあるし、
グラン・アントニオ、ピラール・ロペスらが出演した「フラメンコの神秘と魔性」など、
その後もいろいろな映画がつくられてきた。
その伝統は今に続き。。。
というわけで、現在でもフラメンコをテーマやモチーフにした、
もしくはフラメンコを取り入れた、映画というのは作られ続けているのであります。
5月末から毎週火曜日にそんな映画/ビデオの新作たちが
セビージャのセントラル劇場で無料で上映されます。
5月25日「ティエンポ・デ・レジェンダ」
6月1日「フローレス・エル・ガディターノ」
6月8日「ラ・ソンブラ・デ・ラス・クエルダス」
6月15日「ロンペ・エル・ディア」
最後の(2008年)をのぞいてすべて昨年製作されたもの。
さてどんな映画なのでしょうか
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