今日、バークリー大学で名誉博士号を授与されるパコ・デ・ルシア。
そのインタビューがスペインの日刊紙に掲載されていた。
ギターを止めようと思ったことも何度もある。
それでも舞台のドゥエンデに導かれ、戻っていくのだというパコ。
パコのおかげでどれだけたくさんの人がフラメンコに出会い、
フラメンコを楽しんだことだろうか。
アメリカまで授賞式にでかけていったのもフラメンコへの責任感ゆえ。
フラメンコを背負った天才はそうして人生をすごしてきた。63歳。
「20歳の頃は早く50歳になりたかった。
やってることを楽しめると思ったからね。
でも今の方がひどいよ」
人生、みんなたいへんなんだ
し残したことはある?
「うーん、全部だね。人生でやってきたのはギターを弾くことだけ。
さびしい人生だ、そうだろ」
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