先週末はセビージャでフラメンコ衣装の見本市が開催されていました。
フラメンコ衣装、とひとくちにいってもここでの主流はフェリアでの衣装。
いつのまにかデザイナーの名前を冠した、
ブランドものとでもいうべき衣装が数えきれないほど登場するようになりました。
フラメンコ舞踊でつかわれるもの
フェリアで着用するもの
ロシオ巡礼で着るもの
それぞれに特徴があり厳密にいうと同じではないのですが
ひとくちにトラへ・フラメンカ、フラメンコ衣装とよばれています。
この衣装についての詳細な研究を本にまとめたのは
ロサ・マリア・マルティネス・モレーノ。
聾学校教諭のかたわら文化人類学を学び、この研究で博士号を取得した努力家です。
80年代からフラメンコや舞台衣装のデザインを手がけたことがこの研究のきっかけ。
それまでに民族衣装の研究はあっても、
その範囲におさまらないフラメンコ衣装の研究がなかったことも動機になったといいます。
そう。
フラメンコ衣装はアンダルシアの民族衣装でもありますが、
昔ながらの伝統を守り続ける通常の民族衣装とはちがい、
伝統はくみながらも毎年新しいデザインが生まれ、
独自の発展をとげてきました。
ん?
これって何かににてません?
はい。フラメンコに、ですね。
ついでにいえばセビジャーナスもそうですね。
ん?
アンダルシアってそういう才能があるのかな。
本は500ページ近い大冊なので読後にまた書き込みます。
0 件のコメント:
コメントを投稿