志風恭子のフラメンコ 最前線
スペイン、セビージャ在住フラメンコ研究家による最新のフラメンコ情報
2018年9月20日木曜日
トマス・デ・ペラーテ「ソレア・ソラ」
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マヌエル・トーレの孫、ペラーテの息子、ペラータの甥、すなわちレブリハーノやペドロ・ペーニャらの従兄弟。と聞いただけでゾクゾクしてくるような血筋なのに、2000年まで舞台に立ったことがなかったというトマス・デ・ペラーテ。 知る人ぞ知る存在でございます。 Bienal Ósc...
パストーラ・ガルバン「エダ・デ・オロ」
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20時半からロペ・デ・ベガ劇場でパストーラ・ガルバンの「エダ・デ・オロ」。 イスラエル・ガルバンの代表作「エダ・デ・オロ」を妹が踊ると言う。 こりゃ期待しないわけにはいかない。 Bienal Óscar Romero 2005年にヘレスのサラ・コンパニアで初演され...
2018年9月19日水曜日
ジプシーラッパーズ/トマシート
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ロシオ・モリーナの公演が長かったので、焦ってタクシー捕まえアラメーダへ。 ヘレスのサンティアゴ街のヒターノたちによる、フラメンコだけどフラメンコではない公演。 最初は客席から喋りながら登場したジプシーラッパーズ。 舞台に上がると机を囲んでブレリアをひとくさり。 その後...
ロシオ・モリーナ「グリト・ペラオ」
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美しい作品だった。2時間の長丁場。でもどのシーンも丁寧に作られていて必要なのだ。 Bienal Óscar Romero ロシオ、ロシオの母ローラ・クルス、ボーカルのシルビア・クルスという三人の女性たちの語りと、歌、踊りで綴る、すべての母へ、すべての女性たちへのオ...
2018年9月18日火曜日
メルセデス・ルイス「タウロマヒア」
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23時からセントラル劇場でメルセデス・ルイス「タウロマヒア」スペイン初演。 ギタリスト、マノロ・サンルーカルが、闘牛を描いた不朽の名作アルバム「タウロマヒア」を、マノロの第2ギタリストを務めたこともあるサンティアゴ・ララが生演奏、その妻メルセデス・ルイスが振り付け、踊った。 ...
2018年9月17日月曜日
アンドレス・マリン「ドン・キホーテ」、マリア・テレモート
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Bienal Óscar Romero 不可解な不可解なを通り越して不快ですらある公演でございました、私には。 1時間半ただただ退屈。 アンドレスのすごい音感のサパテアードも パトリシア・ゲレーロのめっちゃフラメンカな身のこなしも輝くことなく、とってつけたような“...
2018年9月16日日曜日
サルバドール・タボラ「ケヒオ」
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ロペ・デ・ベガ劇場でのサルバドール・タボラ「ケヒオ」 タボラはセビージャで長年、劇団を主宰する演出家。 歌い手として活動後、劇団に参加。1972年に発表した処女作がこの「ケヒオ」だ。 1972年はまだスペインでフランコ独裁政権が健在。 多くの人々は貧しく苦し...
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