2014年7月31日木曜日

サラ・バラス「メドゥサ」

7月メリダのローマ劇場で初演になったサラ・バラス新作「メドゥサ」
8月はスペイン各地で公演予定。


★サラ・バラス舞踊団「メドゥサ」
[出]サラ・バラス舞踊団
8/2(土)22時
[場]セゴビア レアル・シティオ・デ・サン・イルデフォンソ
[問]前売りhttp://www.entradas.com/entradas/sara-baras-medusa--evento_1_2_40_79087
8/8(金)、9(土)22時
[場]ペララダ アウディトリ・パルク・デル・カステル
[問]http://www.festivalperalada.com
8/11(月)23時
[場]ムルシア ラ・ウニオン 
[問]http://www.fundacioncantedelasminas.org/
8/12(火)22時30分
[場]バレンシア サグント
前売りhttp://www.saguntum.es/
8/14(木)22時30分
[場]カディス サン・セバスティアン城
[問]前売りhttp://www.ticketmaster.es/nav/es/musica/cadiz/castillo_de_san_sebastian_tt16556/sara_baras/index.html
8/21(木)
[場]ビルバオ グッゲンハイム美術館
8/26(火)
[場]パンプローナ アウディトリオ・バルアルテ
[問]www.flamencoonfire.org
[問]www.sarabaras.com

2014年7月30日水曜日

国立バレエ団サンタンデール公演

 1948年にはじまったサンタンデール国際フェスティバル。
今年はスペイン国立バレエ団が登場。
 日本公演でも好評だった、グリトとセビージャ組曲を上演する。



★国立バレエ団サンタンデール公演
8/15(土)20時30分「グリト」「セビージャ組曲」
[出]〈b〉スペイン国立バレエ
[場]サンタンデール サラ・アルヘンタ
[料]20〜60ユーロ
[問]http://www.festivalsantander.com/

2014年7月29日火曜日

第40回カスティージョ・デル・カンテ フラメンコ祭

コスタ・デル・ソルの中心地マルベージャを海沿いに入った
オヘンの町のフラメンコ祭は
豪華な出演者で有名。
記念すべき40回はエストレージャ・モレンテとアルカンヘル、
公私ともに仲のいい二人が登場する。


★第40回カスティージョ・デル・カンテ・フラメンコ祭
8/2(土)23時
[出]〈c〉エストレージャ・モレンテ、アルカンヘル
[場]マラガ県オヘン
[料]40ユーロ
[問]☎952881003

2014年7月28日月曜日

第27回ペペ・アスナルコジャル・フラメンコ祭

往年のフラメンコ歌手ペペ・アスナルコジャルの出身地、
アスナルコジャルのフラメンコ祭。
エル・カブレーロは時勢やお上への批判を盛り込んだファンダンゴで
根強い人気を誇る歌い手。
カラコールの流れをくむコルドバのエル・ペレも
今一番人気の歌い手たちの一人。
そこに若手女性と地元の歌い手。

ちなみに入場券、前売りで10ユーロだそう。

★第27回ペペ・アスナルコジャル・フラメンコ祭
8/2(土)22時30分
[出]〈c〉エル・カブレーロ、エル・ペレ、ロシオ・セグーラ、エル・モンテーロ、マリア・ポルティージョ、〈g〉ラファエル・ロドリゲス、アントニオ・デ・パトロシニオ・イホ、エドゥアルド・レボジャル
[場]セビージャ県アスナルコジャル パルケ・デ・ラ・エスタシオン
[料]12ユーロ
[問]前売りwww.ticketmaster.es

2014年7月27日日曜日

カディス フエベス・フラメンコ

カディス 夏の木曜の夜はフラメンコ
24日にカンカニージャやアンドレス・ペーニャの出演で幕をあけた
恒例“フエベス・フラメンコ”
今年も充実のメンバーがそろっている。


★フエベス・フラメンコ2014
7/31(木)22時30分
[出]〈c〉へスース・メンデス、ロレンソ・ガルベス“リポル”、エセキエル・ベニテス、〈g〉マヌエル・バレンシア、パスクアル・デ・ロルカ、〈b〉ラ・ピニョーナ
8/7(木)22時30分
[出]〈c〉ラ・トバラ、ミゲル・ロセンド、アナベル・リベラ、〈g〉ペドロ・シエラ、フアン・ホセ・アルバ、〈b〉ルルデス・フロリド、ナイム・レアル
8/14(木)22時30分
[出]〈c〉グアディアナ、ダビ・パロマル、ホアキン・デ・ソラ、〈g〉ラファエル・ロドリゲス、ビクトル・ロサ、〈b〉フアン・オガジャ
8/21(木)22時30分
[出]〈c〉アントニオ・レジェス、マリナ・エレディア、エミリオ・フロリド、〈g〉ケコ・バルドメロ、ボリータ、マヌエル・ヘロ、〈b〉フアン・アンドレス・マジャ
[場]カディス バルアルテ・デ・ラ・カンデラリア
[料]15ユーロ
[問]http://turismo.cadiz.es

2014年7月26日土曜日

第43回カンテ・グランデ祭

マラガ県カサベルメハでフラメンコ祭が開催される。



なおこれにさきがけ7月12日はオージャ・フラメンカというフェスティバルに
マリ・ペーニャ、タナ、カルメン・レデスマが出演
19日には「アル・コンパス・デル・アンソニー二・デル・プエルト」という本の
プレゼンテーションがあり座談会や
ハビエル・エレディア、ルイス・ペーニャらのライブも行われた。


◆第43回カンテ・グランデ祭
7/26(土)23時
[出]〈c〉エスペランサ・フェルナンデス、カネラ・デ・サン・ロケ、アンヘリータ・モントージャ、ルイス・エル・サンボ、フアン・リベラ、〈b〉パトリシア・ゲレロ、〈g〉ミゲル・アンヘル・コルテス、ニーニョ・ヘロ、マノロ・サラド、パコ・イグレシアス、マノロ・サントス
[場]マラガ県カサベルメハ ポリデポルティーボ・アントニオ・フェルナンデス
[問]http://www.casabermeja.es


2014年7月25日金曜日

ベラーノ・フラメンコenマドリード





★ベラーノ・フラメンコ
7/26(土)22時30分
[出]〈b〉キリアン・ヒメネス
8/2(土)22時30分
[出]〈c〉チャレコ
8/9(土)22時30分
[出]〈g〉キリノ・ヒメネス
8/16(土)22時30分
[出]〈b〉イレネ・ラ・センティオ、グダルペ・トーレス
8/23(土)22時30分
[出]〈c〉サマラ・ロサーダ、サライ・ムニョス
8/30(土)22時30分
[出]〈c〉サウル・キロス
[場]マドリード テアトロ・デル・バリオ
[問]www,teatrodelbarrio.com

2014年7月24日木曜日

第12回クーロ・ルセーナ・フラメンコ祭


コルドバのルセーナでは
ご当地出身アルティスタ、クーロ・ルセーナの名を冠したフェスティバル。
 
クーロ・ルセーナはその昔来日したこともある
ベテラン歌手。
今はロンダに住んでいるはず。
足が悪くステッキがトレードマーク。
なのでこのポスター。
 
出演者は地元のアルティスタ中心なのだろう、
みかけたことのない名前ばかりだ。
 
 

2014年7月23日水曜日

ラファエル・アマルゴ マドリード公演

ラファエル・アマルゴが2002年に初演した
ガルシア・ロルカの詩集をモチーフにした
「ポエタ・エン・ヌエバ・ジョルク」
ニューヨークの詩人を7月23日から一ヶ月マドリードで上演。

ビデオをつかった舞台が印象的だったという記憶がある。


◆「ポエタ・エン・ヌエバ・ジョルク」
7/23(水)〜8/17(日)21時 日曜休演 17日最終日のみ19時30分開演
[出]〈b〉ラファエル・アマルゴ
[場]マドリード コンパック・グラン・ビア劇場
[問]http://www.gruposmedia.com/

2014年7月22日火曜日

パストーラ・ガルバンの振り付け第2弾

ビエナル中に行われる予定のフラッシュモブ
パストーラ・ガルバンの振り付け第2弾が登場


パストーラのフラメンコ
最高にフラメンコっすねえ

2014年7月21日月曜日

ニエブラ城演劇舞踊祭

踊り手のミゲル・バルガスの最新作
「インド、エル・スエニョ・デ・アナンタプル」が
ニエブラ城演劇舞踊祭で上演される。

インドにイエズス会の一員として渡り
 同会脱退後も貧しい人々のために一生をつくしたビセンテ・フェレール
その人生にインスパイアされた作品で
収益はビセンテ・フェレール財団に寄付されるという。



◆ニエブラ城演劇舞踊祭
7/26(土)22時「インド、エル・スエニョ・デ・アナンタプル」
[出] 〈b〉ミゲル・バルガス・フラメンコ/ダンス/シアター
[場]ウエルバ県ニエブラ ニエブラ城
[料]15、20ユーロ
[問] 前売りwww.elcorteingles.es

2014年7月20日日曜日

チャノ&ホセーレenバルセロナ

ピアニスト、チャノ・ドミンゲスと
ギタリスト、ニーニョ・ホセーレの共演がバルセロナで。

ビデオはビトリアのジャズ祭でのものです

カディス生まれでフラメンコロックのグループで活躍後
ソロピアノにすすんだチャノは
ホルヘ・パルドと共演したアルバムもある
ジャズ・フラメンコな奏者。
ニーニョ・ホセーレは
パコ・デ・ルシアのグループで第2ギタリストをつとめたこともあり
またラテンジャズとの共演もあったフラメンコ・ジャズなギタリスト。






◆チャノ・イ・ホセーレ
7/31(木)22時
[出]〈piano〉チャノ・ドミンゲス、〈g〉ニーニョ・ホセーレ
[場]バルセロナ グレック劇場
[料]16〜35ユーロ
[問]www.grec.bcn.cat

2014年7月19日土曜日

ロマンセ・デ・クーロ“エル・パルモ”

スペインを代表するシンガーソングライター、
ジョアン・マヌエル・セラットの曲に想をとり
内戦後まもないバルセロナのジプシー部落を舞台にした
恋する男の悲劇をカナーレスが演じるそう。



◆「ロマンセ・デ・クーロ“エル・パルモ”」
7/25〜2722時
[出]〈b〉アントニオ・カナーレス、ナチョ・ブランコ、エリ・アジャラほか
[場]バルセロナ グレック劇場
[料]16〜28ユーロ
[問]www.grec.bcn.cat

2014年7月18日金曜日

アラウリン・エル・グランデ フラメンコの夜

マラガ県アラウリン・エル・グランデでのフラメンコ祭。
今年はバイレでカレーテのクアドロが登場。


 

◆第32回フラメンコの夜
7/26(土)22時30分
[出]〈c〉エル・ペレ、エル・ポラコ、イサベル・ゲレロ、マリア・アンヘレス・ティラド、〈g〉 マヌエル・シルベリア、パコ・コルテス、カルロス・アロ、イスマエル・チカノ、〈piano〉ラウラ・デ・ロス・アンヘレス、〈b〉カレーテ
[場]マラガ県アラウリン・エル・グランデ
[問]http://www.alhaurinelgrande.net


2014年7月17日木曜日

エル・コロニルのフラメンコの夜


セビージャ県南部エル・コロニルのフラメンコ祭。
人口5千人という小さな町でもフラメンコ祭があるのがセビージャなのであります。



◆第16回フラメンコの夜
7/19 (土)22時30分
[出]〈c〉ホセ・デ・ラ・トマサ、ラ・トバラ、サムエル・セラーノ、〈g〉ペドロ・シエラ、フランシスコ・レオン、〈b〉ロシオ・スアレス
[場]セビージャ県エル・コロニル カセータ・ムニシパル
[問] http://www.elcoronil.es/

2014年7月16日水曜日

カディス県ラ・ムエラでのクルシージョ

カディス県ラ・ムエラは

白い村ルートにある、アルゴドナレスの近くにある村。
ベヘールにも近いこの町で
夏、クルシージョが開催。

主催しているのはカディスでスタジオをもつ踊り手チャロ・クルス。
オルガ・ペリセ、フアン・カルロス・レリダと
通好み?な教授陣。
夏休みをかねていってみる?


◆ラ・ムエラでのフラメンコ・クラス
8/4(月)〜7(木)
[教]〈b〉オルガ・ペリセ
[内容]振り付けアトリエ 空間での動き
[場]カディス県アルゴドナレス郊外ラ・ムエラ エスパシオ・デ・クレアシオン・シルベストレ
[料]150ユーロ
8/18(月)〜22(金)
[教]〈b,c〉アナ・サラサール
[内容]11時〜12時30分ブレリアのバイレ、13時〜14時30分ブレリアのカンテ
8/28(木)17時〜20時30分、29(金)〜31(日)11時〜14時30分
[教]〈b〉フアン・カルロス・レリダ
[内容]振り付けアトリエ/31日20時より上演
[問]https://www.facebook.com/pages/Estudio-Silvestre-Espacio-de-Creación-Rural      tel.956-23-2570



2014年7月15日火曜日

第49回カラコラー


レブリーハのフラメンコ祭カラコラーも今年で第49回。
もともとは1日だけのフェスティバルだったと思うのだが
今はそのフェスティバルまでの1週間にわたり
イベントが開催されるというかたち。

初日は22時からレブリーハの音楽舞踊学校のフラメンコ・ギター。入場料3ユーロ。
22日にはミゲル・アンヘル・ゴンサレスの写真展が開幕し
また講演とルイス・マレーナのミニコンサート。
23日はギター造りについての講演のあと、
ロサ・フラメンカの公演。
24日はペーニャでマリア・デル・アギラ・ペーニャ&ビセンテ・ペーニャの公演。
 25日はホセ・バカンのコンサート。

そしてメインのフェスティバル。
地元出身ミゲル・フニ、イネス・バカン、コンチャ・バルガス、ペペ・モンタラスと
オールレブリーハ!の顔ぶれ。
そして今人気のヘレスのヘスース・メンデス。
 

★第49回カラコラー
7/26(土)23時
[出]〈c〉ミゲル・フニ(伴奏〈g〉ピティン・イーホ)、イネス・バカン(〈g〉ペドロ・マリア・ペーニャ) 、ペペ・モンタラス(〈g〉エウセビオ・ホセ・ガルシア)、ヘスース・メンデス(〈g〉マヌエル・バレンシア)、〈b〉コンチャ・バルガス
[場]セビージャ県レブリーハ オスピタリージョ広場
[問]http://www.lebrija.es/opencms/opencms/lebrija/ayuntamiento/delegacionesMunicipales/cultura/

2014年7月14日月曜日

パストーラ・ガルバンの振り付け


今年のビエナル中に開催予定のフラッシュモブ
振り付けはパストーラ・ガルバン!

シンプルでムイ・フラメンコ

ビエナルに来る人も
来ない人も
ビデオで振りとっちゃお

2014年7月13日日曜日

ガウシンのフラメンコ祭

マラガ県ガウシンのフラメンコ祭。
二日にわたって行われる。




★“デル・コルチョ・バジェ・デル・へナル” フラメンコ祭
7/25(金)23時
[出]〈c〉マヌエル・ヘレーナ、カルロス・マシアス、〈g〉フアン・イグナシオ・ゴンサレス、エドゥアルド・マシアス
7/26(土)23時
[出]〈c〉ミゲル・デ・テナ、ラ・トバラ、エル・ティティ、〈b〉ペペ・トーレス、〈g〉ペドロ・シエラ、パコ・ハビエル・ヒメノ、パコ・イグレシアス、〈perc〉パコ・ベガ
[場]マラガ県ガウシン
[問] http://www.gaucin.es/es/index.html

2014年7月12日土曜日

ビエルネス・フラメンコ

8月の金曜はヘレスで
ビエルネス・フラメンコ。
今年の出演は以下の通りだが、歌中心から踊り中心に変換。
なぜ?

8月のクルシージョ参加者狙い?
ヘレスのフェスティバルの影響?
 場所もアルカサルのサン・フェルナンドのパティオになっているけど
これは去年からだったっけ?




★ビエルネス・フラメンコ
8/1(金)
[出]〈b〉サロメ・ラミレス、カルロス・カルボネル、〈c〉チケテテ、〈g〉ニーニョ・ヘロ
8/8(金)
[出]〈b〉サライ・ガルシア、エル・チョロ、〈c〉フアン・ビジャール、〈g〉ニーニョ・ヘロ
8/15(金)
[出]〈b〉フェルナンド・ヒメネス、ラ・ルピ、〈c〉ロメリート・デ・ヘレス、〈g〉ロメリート・イーホ
8/22(金)
[出]〈b〉ジェシカ・ブレア、エドゥアルド・ゲレーロ、〈c〉フアナ・ラ・デル・ピパ、〈g〉アントニオ・ヘロ
[場]カディス県ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ アルカサル サン・フェルナンドのパティオ
[問]http://www.jerez.es/
 

2014年7月11日金曜日

アルメリアのフラメンコ祭

アルメリアのフラメンコ・フェスティバルは
今年で48回目。
3日に渡り行われ、ホセ・メルセ、アルヘンティーナ、エル・ペレらと
マリア・ホセ・ペレスら地元出身のアルティスタが出演します。
最終日の歌い手カレーテもアルメリアのバリオ・ペスカデリア出身で
マラガの踊り手とは別人です。

写真は記者会見のもの



★第48回アルメリア・フラメンコ祭「パコ・デ・ルシアに捧げる」
8/25(月)
[出]〈c〉ホセ・メルセ
8/26(火)
[出]〈c〉アルヘンティーナ、エル・ペレ、〈b〉アナ・アロンソ
8/27(水)
[出]〈c〉マリア・ホセ・ペレス、 カレーテ、〈b〉ロシオ・ガリード
[場]アルメリア プラサ・ビエハ
[問]http://www.aytoalmeria.es

2014年7月10日木曜日

ファルキート ヘレス公演

アメリカ公演を終えたばかりの
ファルキートのヘレス公演が7月に行われる。

★ファルキート
7/18(金)22時「インプロビサオ」
[出]〈b〉ファルキート、〈c〉アントニオ・ビジャール、ファビオラ・ペレス、マリ・ビサラガ、ペペ・デ・プーラ、〈g〉ロマン・ビセンティ、フアン・レケーナ、〈perc〉アネ・カラスコ
[場]カディス県ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ アルカサル
[料]25ユーロ 前売り23ユーロ
[問]http://www.jerez.es

エル・ガルバンソ逝く

7月9日ヘレスで
歌い手マヌエル・カルピオ“エル・ガルバンソ・デ・ヘレス”が亡くなった。
69歳だった。

1945年ヘレス生まれ。
プラスエラのカルピオ一族の一員で、
アグヘータスの従兄弟。

古い味わいのあるブレリアを得意としていた。
彼の名前を冠したペーニャもある。
 

ビデオはこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=0orx0y3GO-w


2014年7月9日水曜日

モゲール・カンテ・フラメンコ祭

スペイン文学、不朽の名作「プラテーロとぼく」の
作者フアン・ラモン・ヒメネスの生まれ故郷モゲールのフラメンコ祭も
今年で40回目。
ポスターも子ロバ。

出演はウエルバ出身の
ヘロモやチョロにマリナ・エレディア。


◆第40回モゲール・カンテ・フラメンコ祭
7/12(土)23時
[出]〈c〉マリナ・エレディア、ヘロモ・セグーラ、ピラール・ボガド、〈g〉ホセ・ケベド、サルバドール・グティエレス、〈b〉エル・チョロ
[場]ウエルバ県モゲール カセータ・ペーニャ・カンテ・ホンド
[問] https://www.facebook.com/penacantejondo.moguer

2014年7月8日火曜日

アントニオ・ガデス舞踊団「フエゴ(炎)」

 世にも美しいセビジャーナスを観た。
それを踊るのはエンリケ・パントーハ。
ゆっくりとした歌に乗って
ゆっくりゆっくり腕を動かす、身体の向きを変える。
派手なサパテアードや回転のない、
ゆったりとしていてしかもムイ・ムイ・フラメンコなセビジャーナス
これを観ることができただけでも幸せ。
1989年1月にパリで初演された「フエゴ(炎)」
そのスペイン初演は2014年7月6日マドリード、サルスエラ劇場で。
ガデスの十周忌にあたる今月、25年ぶりに上演されました。
昨日6日日曜日が初日。
で8日はグラナダのヘネラリフェ野外劇場で公演し
10日から20日まで(14、15日は休演)
サルスエラ劇場で上演します。
 
マヌエル・ファリャ「恋は魔術師」に想をとり
という点では映画と重なるのですが
内容/あらすじは変わっています。
カンデーラとカルメロは恋仲だが
カンデーラはけんかで死んだ男の亡霊にもひかれるのだが
魔法の力とコンパスで(?)ついにはおいはらいめでたしめでたし結婚式、
というのがガデス版「恋は魔術師」。
原作や映画ではカンデーラにまとわりつく亡霊に女友達をあてがって
二人が結ばれます。
それもなんだか、って話ではありますが。
音楽はマドリード州立管弦楽団+女性歌手によるファリャ「恋は魔術師」の生演奏
+6人の歌い手と二人のギタリストによるフラメンコ
という豪華版。

振付はさすがガデス 、といった、
人々のみごとな動かし方に脱帽。
振り自体はシンプルなのですが、動き方がきれい。
一人一人の動きはちがっても
全体のバランスがとてもいい。
踊り手たちも若いきれいな子だけではなく
少し年のいった人がいたり背が低い子がいたり
皆が同じではないところがまたガデスぽい。

ただガデスの役をガデスでない人がやっているのは
ガデスがその役を踊っているを観た事がある人には違和感があるかもしれない。
ガデス時代と一番の違いは緊張感かもしれない。
全体に緊張感が不足しているような気がする。
とくに男性のおなかのあたりのゆるんだ感じにはちょっと脱力。
カンデーラ役(この日はマリア・ホセ・ロペス。
エスメラルダ・マンサナとのダブルキャスト)もぬきんでた感じがないので
前半は群舞の中でどこにいるかがすぐにわからなくなってしまう。

場面は亡霊となる男の死を現すけんかの場面に始まり
映画にもあった洗濯の場、クリスマスの宴、ロシオの宴、魔法、結婚式ということで
ブレリア、セビジャーナスの大盤振る舞い。
踊り手たちも歌い、ミュージカル風でもある。
初演のときも魔術師の役を歌い踊ったラ・ブロンセが今回も同じ役。
彼女やその夫のガブリエル・コルテス、
ギターのアントニオ・ソレーラ、そして最初にあげたエンリケ・パントーハと
ベテラン勢が重みを与えている。

何をいって私がみたのは初日。
これから回を重ねてよりよくなっていくことだろう。

オケもうまくなってくれるといいな。
ファリャのソロを歌ったサラ・サラド。
昨日はタイミングが微妙にずれていたような気がするのだが
それもきっとどんどんよくなることだろう。







2014年7月7日月曜日

スペイン国立バレエ団マドリード公演

 昨年、マドリードで初演したスペイン国立バレエ団の新作「ソロージャ」
8月28日からマドリードのカナル劇場で再演される。


スペイン印象派の巨匠ソロージャの絵をモチーフにしたこの作品、
フラメンコ、スペイン舞踊、民族舞踊と
スペインの舞踊のあらゆるスタイルのエッセンスが楽しめる作品。

その8月中の公演の入場券を7月10日までに購入すると何と2割引。
8月末にマドリードに来る人はぜひ!

なお正規料金でも最高で23ユーロとほかの劇場に比べてお得な値段なので
9月に来る人もぜひ。


★スペイン国立バレエ団
[出]〈b〉スペイン国立バレエ団
8/28(木)~9/14(日)
[場]マドリード カナル劇場
[問]http://www.teatroscanal.com/

2014年7月6日日曜日

コンパス・デル・カンテ パコ・セペーロに

今年度のコンパス・デル・カンテ賞が
パコ・セペーロにおくられることが決定した。

本名フランシスコ・ロペス=セペーロ・ガルシア
1942年ヘレス生まれ。
16歳でプロとしてカディスのファリャ劇場の舞台に立ち
21歳でマドリードに出てタブラオなどで活躍。
カマロンやパンセキートの伴奏などで有名。
ソングライターとしても多くの曲を世におくりだした。
75年にはヘレスのフラメンコ学会の、77年にはコルドバのプレミオ・ナショナル受賞。

また若手のプロモーションに助力したという理由で
コルドバのコンクールに特別賞がおくられる。


写真は今回の審査員
左から財団理事長フリオ・クエスタ、スーマ・フラメンカ監督フアン・ベルドゥ、
舞踊家マリア・サルー、作家エミリオ・ディアス、
フアニ・デ・アルガバ、研究家パコ・ペルーホ
COMPAS DEL CANTE 2014.jpg を表示しています

2014年7月5日土曜日

スペイン舞踊フラメンコ振付コンクール結果

マドリードで開催されていた、
第23回スペイン舞踊とフラメンコ振付コンクールの結果は以下の通り。

衣装デザイン;カルメン・グラネル/フアン・マヌエル・プリエト「ライガンブレ」
スペインにおける振付コンクール同士の交換賞;サラ・カーノ
ニューヨークのカルロタ・サンタナ賞;フアン・マヌエル・プリエト
マリア・デ・アビラ舞踊高等学院賞;フアン・マヌエル・プリエト
スーマ・フラメンカによる新人賞;サラ・カーノ
スペイン舞踊のためのオリジナル音楽賞;エクトル・ゴンサレス
AISGE財団による優秀舞踊家賞;ヘスース・フェルナンデスとエリサ・スアレス
ソロ部門2位;該当者なし
ソロ部門1位;サラ・カーノ

うーん、経歴をみるとマリア・デ・アビラ高等舞踊学院出身で
ホアキン・コルテスやアントニオ・ガデス舞踊団にいた、
ということなんだけど
ビデオをみる限りちょっとコンテンポラリーです。

群舞部門2位;フアン・マヌエル・プリエト
群舞部門1位;該当者なし


なお決勝進出者には小松原舞踊団公演によく参加しているクリスティアン・ペレスや
国立バレエ団のデボラ・マルティネスなども参加していました。


2014年7月4日金曜日

ディストリート・ビエナル


フラメンコを劇場公演だけでなく
セビージャ市内各地区でも、ということで
ビエナルとセビージャ市でフラメンコをサポート。
6月26日には川沿いのパセオ・デ・ラ・オで
カルメリージャらが出演したフェスティバル。
7月には夏祭りでべラでペパ・モンテス。
ビエナル期間中にもラ・スーシのコンサートが。

このほかにも各地区でさまざまなアルティスタのイベントが予定されているそうです。



★ディストリート・ビエナル
“トリアーナ、スエニョ・フラメンコ ”
7/23(水)22時
[出]〈b〉ペパ・モンテス、〈piano〉ペドロ・リカルド・ミーニョ
[場]セビージャ アルトサーノ広場
[料]無料
9/10(水)
[出]アンダルシア青少年フラメンココンクール優勝者
[場]セビージャ パセオ・デ・ラ・オ
9/11(木)
[出]〈c〉ラ・スーシ、マヌエル・クエバス
[場]セビージャ パセオ・デ・ラ・オ
[問]http://www.labienal.com

2014年7月3日木曜日

ホセ・メルセのディナーショー

パラドールはスペインの国営ホテル。
全国各地にお城や修道院など
歴史的建造物を利用したものから新しいモダンなものまでさまざまなタイプ、
94 もあるそうです。

そのひとつ、
17世紀の修道院がベースになった、
マドリード近郊、アルカラ・デ・エナーレスのパラドールで
ホセ・メルセのディナーショーが開催されます。


メニューは
ウエルカムドリンクとおつまみのあと
アホ・ブランコ(白い冷たいスープ)
魚介類のパイ包みのグラタン
牛ヒレマスタード風味
チョコレートケーキ
白、赤のワイン、カバももちろんついてます。
 
終演後はアーティストとのふれあいもあるとか。


ちなみに、日本ではよくあるディナーショーですが
スペインではあまりありません。
たまに慈善関係であるくらい。
これがきっかけであちこちで行われるようになる、かな?
 

◆ホセ・メルセ
7/15(火)21時
[出]〈c〉ホセ・メルセ
[料]130ユーロ
[問]http://www.parador.es/es/eventos/i-ciclo-noches-flamencas-con-jose-merce

2014年7月1日火曜日

ラ・フラグア祭

セビージャからカディス方面にいった地区ベジャビスタのフラメンコ祭が今年も開催。
トリアーナのフラメンコ祭とともに
セビージャ市役所が後援するもの。

今年の出演はラ・ウニオンのコンクール優勝の
ヘロモ・セグーラ、マヌエル・クエバスに
アナ・レアル。
踊りは来日経験もあるマリベル・ラモス“サンブラ” 。






★第38回ラ・フラグア祭
7/12(土)21時30分
[出]〈c〉へロモ・セグーラ、マヌエル・クエバス、アナ・レアル、〈g〉サルバドール・グティエレス、ミゲル・アンヘル・コルテス、フアン・マリア・レアル、〈b〉マリベル・ラモス
[場]セビージャ ベジャビスタ コルティホ・デル・クアルト
[料]10ユーロ
[問]前売り www.generaltickets.com